へっぽこ軍曹のへっぽこ奮闘日誌

大体は絵を描いています。たまにアニメの感想やポイントサイトの情報を載せたりもしています

スタプリ48話

まだだ、まだ終わらんよ!

 

冒頭、イデが発動した直後の世界。善き心による発動でも悪しき心による発動でもなかった。しっかり生き残ってる13人のプリンセス。フワはイデを発動させて消えたのだ。しかし…

 

 

へびつかい座のプリンセスもまた、生き残っていた

 

 

イデの発動は不完全だったのか。すべてを終わらせるには至らなかった。

 

善き心による発動は、皮肉にも5人のフワと別れたくないという思いが阻害していた。それによって、善き心による発動は不完全に終わった。しかも、完全に力を使い果たしているため変身することさえできなくなっていた。

 

へびつかい座のプリンセスは悪しき心でのイデの発動を果たそうとしていた。その結果現れたのは無数のブラックホール。悪しき心によるイデの発動が始まったのだ。すべてが無に飲まれていく…

 

 

まるでエクスデスがやったかのように

 

 

すべてが無に飲まれる様はどう見てもFF5だった。こいつは今、エクスデスと同じこと*1をやっている。世界は、無に飲まれようとしている。

 

 

無の世界…

ひかるはすべてを守れなかったことで泣いていた。その世界には、5人しかいなかった。見渡す限り無。どこまでも見えない世界だ。残された力はわずか。どうにもできないのか?

そこに漂っていたのはトゥインクルブック。開かれていたページはフワを描いたページ。ひかるはこう言う。まだ、宇宙は残っている…

 

 

心の宇宙が

 

 

まぁつまり小宇宙(コスモ)だな。あっちもモチーフが十二星座だし。

しかし、この展開はどう見てもFF5だよな。無に飲まれてもなお、希望を捨てない戦士達。まだ、世界は無に帰してはならない。無に飲まれることのない5つの心を今解き放て!

そして、5人は無の世界から抜け出した。エクスデスと化したへびつかい座のプリンセスの目の前へ。

 

そして、真の最終決戦が始まった。世界を否定する者と、世界を肯定する者との最後の戦いだ。5人は世界を肯定する思いをぶつけていく。しかし、へびつかい座のプリンセスはそれでも否定を続ける。それどころか、逆上して襲いかかってくる。へびつかい座のプリンセスはこうも続ける。歪んだイマジネーションのある世界などいらないと。それらすべてを否定した今の世界こそが美しいと。だが…

 

 

いまのあんたが いちばんみにくいぜ!*2

 

 

お前の世界はとどのつまりは無の世界だろうが。この何もない世界のどこに美しさがある?醜いものはすべて消したかもしれない。だが、すべてが滅びた世界は無なんだよ。何もないってことなんだ。更地になって誰もいなくなった世界を平和だと言えるのか?そんな世界は滅びているんだ。そこで終わっているんだよ。

 

ここからは当初予定してたやり取りで書く。

 

 

何だ、この光は。恐怖は感じない。むしろ暖かく、優しさを感じるとは…

しかし、この暖かさを持った生物が宇宙さえ破壊するんだ。それを分かるんだよ、プリキュア

 

分かってるよ。だから、宇宙に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!

 

 

当初の予定は逆襲のシャアみたいに組む予定だったんだけど、思った以上にFF5だったんでな。

そうだ。この宇宙に人の心の光は無数にある。それらはすべて可能性を持って生きているんだ。そして、全宇宙の可能性を集め、その可能性ですべてを終わらせる。

そして、すべての星で流れ星が観測された。それらは撃沈したモンブランのひか…じゃなくて!可能性が全宇宙に見せた人の心の光だったのだ。

 

悪しき心によるイデの発動だけを止め、善き心でのイデの発動をもたらした。そのため、へびつかい座のプリンセスは消滅しなかった。

 

「今は人の持つ可能性を信じておく。それが歪めば、私は再び世界を消すために現れる」

 

というようなことを言って去ろうとした。しかし、それを呼び止めるガルオウガ。しかし、何を言うわけでもない。へびつかい座のプリンセスは腕輪だけをガルオウガに渡し、今度こそ立ち去った。

 

フワはもともとプリンセスのイマジネーションによって生まれた存在である。であれば、プリキュアの力を使えばフワを再び生み出すことは可能ではないか?そうスターは考えた。しかし、それはプリキュアの力を捨てることを意味する。しかし、それでも構わない。フワに再び会いたいという思いは、そのままフワを形成した…

 

 

わたあめの状態で

 

 

さすがに可能性の獣までは無理だったよ。でもフワであることに間違いはない。わたあめでも可能性の獣でも、フワはフワだ。

そして、地球に帰る時がやって来た。ガルオウガは最後の力でゲートを開く。多分、このまま一方通行だ。そして、ララとユニとの別れでもある。そう、すべては終わったのだ。これで、何もかも救えたのだから。

 

 

次回、エピローグ。すべてが終わり、平和な世界に生きる者達の後日談が始まる。

*1:すべてを無の世界に飲み込む

*2:SaGa2秘宝伝説において自分に都合がいい美しさだけを求めるビーナスに対して主人公達が言い放った台詞