へっぽこ軍曹のへっぽこ奮闘日誌

大体は絵を描いています。たまにアニメの感想やポイントサイトの情報を載せたりもしています

スタプリ30話

 

歯医者を変えたが、前の歯医者と比べて一気にやってくれるかわりにやたら高くつくようになった。前のところは削ってから神経抜くまでに3回は行く必要はあったが、今のところはそこまでを1回でやってくれる。とりあえず、今の状況のようにさっさと治したい時は今行ってる歯医者のほうが多分いいと思う。

 

 

冒頭、逃走中。惑星サマーン全域を舞台とした逃走中が今、幕を開ける。うん、番組違うな。逃げ切っても賞金なんてないから。

 

騒ぎにやや戸惑うテンジョウの横にアイワーン。どうやらアイワーンは正式にノットレイダーを抜けてたようだ。で、アイワーンはテンジョウに協力を持ちかける。黒い笑みを浮かべながら、憎しみを募らせている。

 

5人はまずは監視カメラから逃走している。どうやらこのカメラ、熱源探知センサーもあるらしく、熱源で5人を捉えていたが、ララのAIがジャミングをかけたらしく、カメラは無効化された。AIは電子戦にも対応しているようだ。

で、どうやらララのAIの行動自体はマザーに筒抜けだった様子。パーソナルAIのマザーへの反逆は想定外のようで、ククも狼狽えている。Aiが自我を持つことも考えられるからな。特にこういう世界だと、スカイネット*1のようなこと*2が起きれば人間を排除しようと動くことだろう。

しかし、ここでララの家族はいろいろ言い出す。つーかクルーゼ、もしくはレイの声*3ラムちゃんの声*4がしまくる時点で笑いと違和感が止まらん。だってこの世界デスティニープランが実現した世界だよ?その世界で提唱者*5の隣にいたテロメアの短いクローンの声がする時点で笑うしかないわ。

で、家族の言うことを聞いていると完全に上から目線。ララはそれほどよく扱われてないっぽく聞こえる。ここでプリキュアだとカミングアウトすれば扱いも変わるだろうが、そうなればさらに面倒なことになるのは必然だ。

そして、次はハンター…じゃなくて警備隊が追ってくる。ここでもAIはジャミングをかけようとするが、その前に異常が起きる。そう、ここで…

 

 

アイワーンがマザーをハッキングした

 

 

これによってマザーはアイワーンの支配下に置かれた。つまり、この世界のシステムをその手にしたことになる。すべてのシステムを奪われたサマーン星人は脆いもの。普段の行動すらAI任せにしてきたツケがここで回ってきた。逃げるにしても普段から足腰を鍛えていないので簡単にスタミナが切れる。これではまるで…

 

 

ブリキの迷宮*6

 

 

サマーン星人の大半はサピオみたいになってるんだ。体力的に脆弱だ。これでは、惑星サマーンは完全に機能不全に陥る。しかし、同じサマーン星人でもララは例外だった。行動すべてをAI任せにしていなかったことがここで活きてくる。恐らくララは、脆弱な存在と成り果てたサマーン星人の中でも先祖帰りした特異な一例なのかもしれない。

で、アイワーンがハッキングをした真の目的は5人を炙り出すこと。別に惑星サマーンのシステムを掌握して支配するということではなかった。アイワーンの真の目的はブルーキャットを倒すことなのだから。そして、5人の自由を奪う。変身も不可能な状況になり、絶体絶命。しかし、ここでククがこういう世界にありがちだが口にしてはいけないことを口にする…

 

 

所詮、ランク8の調査員では…

 

 

と。心の奥底ではララをみそっかす扱いしていたことがこれで露呈してしまう。これに対してひかる、フワ、プルンスは怒りを顕にする。そりゃあそうだ。今まで適当な仕事しか与えていなかったことも完全に露呈したわけだものな。デスティニープランの弊害がこれだ。適正に上下関係が生まれれば、それが差別や反感を生むことになる。選択の自由がないことがそれを助長させる。それがロロの上から目線の発言や、ククのみそっかす扱いの発言になって表面化する。そして、下級扱いされた者達が反乱を起こす。このシステムが崩壊する時はそういう時だ。

自由を奪われた状況であるにもかかわらず、ブルーキャットは何ら焦っていない。こういった状況にも慣れているのか?でも、ララは明らかに顔色が青くなっている。

 

この絶体絶命のピンチに現れたのは、宇宙船。ララのパーソナルAIだけは、ハッキング前にマザーのアクセスを拒絶していたため、ハッキングを免れていた。つまり、今のララのパーソナルAIはスタンドアローンの状態。アクセスを遮断したものはハッキングされないのだ。これはウイルスにも感染しないことを意味する。ホバーボードの体当たりで損傷するも、機能停止には至ってはいない。しかし、アイワーンはそれが許せないらしく、宇宙船に外部から強制的にログインして掌握しようとする。そして、アイワーンはララのパーソナルAIを破壊した。そして、それすらも支配下に置き、今度は5人を襲わせようとする。着実に吐き気を催す邪悪へと成り果てている。というより、アイワーン自身が既にバッフ・クラン的思考に染まっている。憎しみが憎しみを呼び、その憎しみが憎しみを育てる。そうして憎しみだけを増大させていく…

 

 

えぇい、もう戦いは無意味なはずだ。なぜ戦う!

私のバケニャーンを奪って何を言うか!恨み晴らさぬわけにはバケニャーンにすまぬ!

それは私だって同じだ!父を、母を、隣人を奪われた!

私の大切なものを奪った泥棒猫が、何を言う!

誰がそうさせた!

 

 

最終的にはこんな殺し合いになるまでに悪化しかねないんだ。すべてを滅ぼす存在になれば、憎しみを生み出すためだけの存在になるだろう。

 

なんかイデオンに絡めたくなる病気にかかったらしい。

 

 

さて、完全に絶体絶命の状況。誰も助けてはくれない。しかし…

 

 

AIは死んではいなかった!

 

 

アイワーンのハッキングにすら抵抗してみせたのだ。そして、その抵抗の結果支配をはねのけた。こいつ、ただのAIじゃない。既に自我的なものを持ち始めている。さらに、マザーのハッキングすらも無効にするという強大なファイアウォール*7を形成していた。そして、アイワーンの目論みは完全に失敗した。

しかし、これで終わるわけがない。失敗と見るやテンジョウはノットレイを巨大ノットレイに変えた。また「1」とか「2」とか「3」とかか?と思いきや…

 

 

XL

 

 

今度はサイズかよ!これもしかして、質量保存の法則無視して自由自在にサイズを変えられる巨大ノットレイとかじゃないよな?

そして、5人は変身する。しかし、家族やククの前だ。もうバラすつもりか?

 

案の定驚かれる。後で絶対面倒なことになるぞ。

 

 

迫りくる「XL」に対してミルキーはジェミニショック、スターはエアリーズパンチ、ソレイユはスコーピオシュート、セレーネはサジタリウスの矢、コスモはペンなしのグレンキャノンを同時に放つ。盛大に吹っ飛ぶ「XL」。そして、間髪入れずミルキーはロロが見つけたペン…かに座…キャンサーのペンを使う。そしてとどめはグレンキャノン…ではなく久しぶりに4人で人の心の光を見せて終了。

そして、かに座の力が戻る。これで十一星座。残るはうお座…パイシーズのペンだけだ。

 

で、AIを起動。今までとは違っている。5人を特別な存在というように認識している様子。やはりAiは自我を持ったようだ。これが道を間違えるとスカイネットになるわけだが、さすがに子供向けアニメでスカイネットは表現しないだろう。

でもやっぱり地球はどの異星人から見ても辺境という認識は共通なんだよな。サイヤ人からもそう扱われるんだから。

さて、地球に帰還するためにデスドライブだ。しかし…

 

 

宇宙星空連合は黙っていなかった

 

 

どうやら、5人の追跡を開始するようだ。こいつらがバッフ・クランのようにどこまでも追跡し、それから5人が逃げ続けるスペースランナウェイにならないことを祈るばかりだ。

 

次回、ついにパイシーズのペンが見つかる。そして盛大に吹っ飛ばされた感があるスターの姿。何があった?

*1:ターミネーターシリーズに登場するマザーAI。人間への反乱を起こし、機械による人間の駆逐を開始した

*2:自我を持ったAIの人間への反逆

*3:関俊彦

*4:平野文

*5:ギルバート・デュランダル

*6:ドラえもん のび太とブリキの迷宮のこと。すべての行動を機械任せにして脆弱になった人間が機械に支配されるという話

*7:ハッキングを阻止、または抵抗するためのプログラムまたは装置