へっぽこ軍曹のへっぽこ奮闘日誌

大体は絵を描いています。たまにアニメの感想やポイントサイトの情報を載せたりもしています

スタプリ20話

4人から5人へ。

 

冒頭、変身アイテムの反応を頼りにブルーキャットを追う4人。どこに逃げてもペンの反応を追えばいいわけだ。

 

前回盛大に騙されていたアイワーンはペンが移動していることに苛立ちを隠せない。そこに現れるカッパード。アイワーンに変わって任務に着けとの命令らしい。しかし、アイワーンはこれに対して怒りを覚える。

 

今さらだが今のブルーキャットの姿も本来の姿ではない。レインボー星人ならもっと猫っぽいからな。

で、惑星レインボーの環境もかなり過酷らしく、見たとおり岩だらけで草木一本生えていない不毛の大地である。しかも、降る雨は酸性雨らしく、レインボー鉱石でろ過しないとまともに水も得られないんだとか。このレインボー鉱石というものが惑星レインボーの生命線だったらしく、これがあるだけで植物が育つそうな。

惑星レインボーを脱出しようとしたその時、4人が追いついてくる。何故盗んだかを問うも、泥棒だから盗むという至極当然な返答。変身しなければ戦闘能力はともかく身体能力で完全に負けるため、変身することに。

 

しかし、ブルーキャットは道具を使って4人に対抗してくる。そして実はある程度の戦闘能力も持っていたことが判明する。「戦わずして盗むのが怪盗」というスタンスを取っているだけで、戦えないわけじゃないってことか。4人の説得にも応じないブルーキャットは、なぜかスターに偽装して4人を油断させ、その場を立ち去ろうとする。混ざれば撹乱できただろうに、なぜしない?

 

盗んでまで惑星レインボーを復活させたいと願うブルーキャットだが、その強引なやり方に納得できないスターはブルーキャットを止めにかかる。その時、すっぽ抜けた煙幕弾が石像に当たる。その瞬間、ブルーキャットに過去の記憶がフラッシュバックする。そのショックで本来の姿へと戻ってしまう。

 

で、レインボー星人自体に変身能力があるらしく、ブルーキャット特有のものではないことが明らかになる。さらに言うと、レインボー星人はもともとここの住人ではなく、流浪の果てにここに辿り着いたのだという。そして、アイワーンが侵略に来るまでは緑もある星だったという。一族の長であるオリービオは不老であったらしい。

そして、アイワーンに侵略されたことですべてが滅びてしまった。そして、ブルーキャットは宇宙を巡った。ある時はマオとして情報を集め、ある時はブルーキャットとしてアイワーンによって売り飛ばされたレインボーのお宝を盗んで回収し、ある時はバケニャーンとしてノットレイダーにスパイとして潜り込み、アイワーンに接触して直接情報を得ようとした…

しかし、4人からはペンは盗んだが変身アイテムまでは盗まなかった。これを指摘されたブルーキャットは狼狽。そこに空気を読まずに現れるカッパード。しかし、それを遮るアイワーン。なんとアイワーンは、自分自身にダークペンを使い、自分自身を素体にしてノットリガーを生み出した。その姿は一つ目であることと巨大化したことを鑑みるとサイクロプスのようである。武器なんか持った日にはもうギガンテ*1だ。そして、この巨大アイワーンを動かす原動力はバケニャーンとして自分を騙していたブルーキャットへの怒り。ブルーキャットに対して襲いかかるが、ミルキーに阻止される。ここで4人から先に始末しようと考えたようだ。

 

さて、この巨大アイワーン。ほぼサイクロプスである。肉弾戦主体だ。パンチ、ハンマーナックルなどの体術をひととおり使う。当然パワーは強く、ブルーキャットの道具程度では止められない。フックロープを掴んでブルーキャットを地面に叩きつけようとする巨大アイワーン。それはスターとプルンスによって阻止される。しかし、4人がかりでも勝てる気配がない。攻撃はすべてガードされる。スターが吹っ飛ばされたところにブルーキャットがいて、一緒に吹っ飛ばされる。そして意味深に落ちるグラサン。ブルーキャットの目の色は、オレンジだった。ここ重要ね。

何も知らないのになぜ助けるのかと問うブルーキャット。スターは知らないからこそ知るために助けると返す。しかし、4人がいくら戦っても巨大アイワーンは一向に倒れる気配がない。それどころか4人が変身解除にまで追い込まれている。そして、ブルーキャットは自身ですら理解できない行動に出る。4人を庇うために前に出たのだ。しかし、巨大アイワーンに対抗できるだけの戦闘能力はブルーキャットにはない。そこに加勢しようとするカッパード。もはや、これまでか。そう思った…

 

 

その時、不思議なことが起こった

 

 

ブルーキャットの思いにフワが反応。5つ目の変身アイテムを生み出した。そして、それはブルーキャットに渡る。盗んだものではない、自分の意思で得たものだ。そう、ブルーキャットはプリキュアに覚醒した。キュアコスモとして…

 

変身バンクは若干マオを意識したものになっているようだ。一瞬だけだがマオ、バケニャーン、本来の姿に変身する場面もあるが、基本的な土台はブルーキャットになっている。

 

そして、今回のプリキュアが唯一平成と令和を跨ぐプリキュアだということも忘れてはならない。平成最後のプリキュアはセレーネであるが、令和最初のプリキュアはコスモとなる。

 

プリキュア恒例の初回超パワーアップキャンペーンによって4人がかりで苦戦した巨大アイワーンをコスモだけで圧倒する。今回はここまで。初回の一撃より後は次回に持ち越しだ。

 

次回、コスモ初回超パワーアップキャンペーンの続き。4人はどうやらノットレイ達の相手をするようだ。そして、アイワーン終了の予感。

*1:ドラクエに登場する巨人型のモンスター。手に巨大な棍棒を持つ。サイクロプスとの違いを明確に示すために棍棒を持たせたと推測できる