へっぽこ軍曹のへっぽこ奮闘日誌

大体は絵を描いています。たまにアニメの感想やポイントサイトの情報を載せたりもしています

ハグプリ47話

ここまで見たんだ。もう見逃すことはできない。

 

冒頭はもはや語るまい。

 

さて、どう見ても時間稼ぎのためにやって来たリストルとビシン。こいつらを何とかしない限り追うことはできないわけだよ。しかし、こいつら前にもましてパワーアップしてる。5人が完全に止められている。そして…

 

 

そのうちリストルは考えるのをやめた

 

 

こいつの心にあるのは純粋な心の闇そのものだ。全否定の心だ。

そして、何がなんでも足を止めるべくリストルは大量の猛オシマイダーを発注。なんだろう、これ銀河包囲してるバッフ・クランのように見える。圧倒的な力に対抗すべく圧倒的な物量を持ち出してくるところが。

 

そんな数の暴力の前にはアンジュのバリアも紙のごとく破られる。地母神を信仰しないから弱いのか?いやいや、ゴブリンスレイヤーじゃないんだから。

そんな絶望的に近い数の暴力。50人以上のプリキュアを持ってこれるだけの何かもない。ああ、もうこれまでか…

 

 

なんと卑怯極まりない。拙者も助太刀いたす!

 

 

と言わんばかりに登場するのは退職組。3人はこの劣勢を打破するために加勢してくれた。しかも3人ともやたらに強い。パップルはビシンの攻撃をセンスだけで捌ききってるし、チャラリートは次々と殺陣と言わんばかりに大立ち回り。ダイガンは猛オシマイダーをぶん投げてまとめて蹴散らしてる。で、チャラリートの衝撃発言…

 

 

俺ちゃんの25人のチャンネル登録者*1のために!

 

 

まだそんだけしかいなかったのかよ!

ダメだこのユーチューバー。成功してねぇ。パップルが啖呵きってなんでもできる、なんでもなれるとは言ったものの、この登録者数ではユーチューバーになったと言っていいものか…

それを聞いて逆上するビシンの前に現れるはDr.トラウム。しかも巨大ロボット*2に乗ってやって来た。ビシン操る巨大猛オシマイダーとの戦いはさながら特撮だ。

しかし、何らかの兵器は装備していなかったようで、最終的には自爆。しかし、脱出装置は完璧だった模様。そして、残り少ない猛オシマイダーになったところでビシンは闇の力での攻撃に出る。しかし、Dr.トラウムの強力なバリア+退職組の援護で防がれる。さらに、ビシンとリストルで直接殴りかかるもハリーがそれを庇う。しかもノーガードで。無理するなよハリー。

そして、ハリーは自ら枷を外してリストルを説得。その結果、リストルは心を取り戻して号泣。これでリストルも今度こそ退職だろう。しかし、ビシンはこれでは終わらない。完全に逆上したビシンは暴走。猛オシマイダーへと姿を変えていました。さらに、リストルを握り潰そうと襲いかかり、怒りの感情をむき出しにしているという危険極まりない状態に。しかし、リストルの説得とエトワールのハグによってビシンも号泣。そして、超必殺技によって退職。和解もしてこれで小動物関連は決着だろう。

 

しかし、それでもなお終わらないクライアス社の攻撃。またしても大量の猛オシマイダーが送り込まれる。しかし、巨大ロボットも自爆した今まともな戦力があるはずが…と思った矢先に現れるジェロスとWithB。そういやこいつらも退職してたんだったな。こいつらが持ってきたのは足。ジェットボートで追いかけようということだ。とりあえず援軍としてWithBを置いていき、ジェロス運転で社屋へと突撃する5人。いよいよラストバトルか?そしてジェロスの見せ場はあるのか?

 

そして社屋に突入。なお、ジェロスは置いてきた模様。この先の戦いにはついていけないと判断したのだろうか?

異空間と化した社屋の中に現れたのはジョージとはぐたん。向かおうとしたエールを檻に閉じこめるジョージ。この檻は外部からの干渉に強く反応するらしく、触れようとしたマシェリを吹っ飛ばしています。そして、ジョージはエールだけを隔離して残りの4人を攻撃、凍り付かせた後、精神攻撃にかかろうとします。しかし、それをはねのける4人。攻撃をしようにもジョージの前には強力なバリアがあり、近づくことすらできない様子。

ジョージは触手で拘束。樹木の形に固めた後、電撃で攻め立てるという行動に出ます。助けたくてもそこから動けないエールの声が虚しく響く。そして、次に映し出されたのは力尽きる元社員達の姿。ジェロスはあれから戻って加勢したようだ。希望を託した者達が力尽きる様を見せつけるという強力な精神攻撃を仕掛けたのです。

そして、それに心折れかけたエールの横でまだ希望を捨てていなかった4人。拘束さえも打ち破り、今度はマシェリとアムールが突撃。ジョージの「雑草は周囲の花を枯らす」という発言に対し…

 

 

雑草という名の草はない!

 

 

と言い放つアムール。そして、バリアに対して攻めかかり、アンジュとエトワールも檻を破壊しようと奮闘。結果、バリアを打ち破ってジョージを椅子から降ろすことに成功し、エールも開放。しかし、それすらもジョージにとっては無駄な抵抗としか映っていないのだろう。それこそ…

 

 

抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんで分からないんだ!

 

 

と、カミーユみたいなことを言いたげにも見える。

ただでは終わらないジョージはエール以外を奈落に落とす。そして、エールだけにしたところで、最後の戦いをしようとしています。未来に絶望し、今日のみにして未来をなくそうとするジョージ。過去に絶望し、今日しかなく未来を渇望するエール。求める物が全く違う、交わることがありえない2人の最後の決戦は次回に。

 

次回はラストバトル。本当の最終決戦。真逆な2人がぶつかる最後の対決、どちらが自分の意を通すか?

 

 

とりあえずここで最終決戦をするジョージとはなの考察をば。

 

まずはなについて分かっていること。

・過去に壮絶ないじめを受けて心が折れている

・母親の言葉で完全ではないが心の傷は回復した

・過去のようなことが起きるのを何よりも恐れている

・必要以上に思い出を作ることに拘っている

 

ここからは考察

・過去はないものと考えており、未来を渇望している

・ジョージの行動を許すと自分という存在が全否定される

・ジョージの「未来をなくす」という思いには全く共感できず、自分が求めているものに対して一番邪魔な存在である

・マイナスはプラスにするものだと考えており、ゼロにしようとして失敗した自分とゼロにしようとしているジョージを重ね合わせて強く否定している

 

そして、ジョージについて分かっていること。

・何らかの要因で人の心の闇を見てしまっている

・今回の件には使命感を越えた何かを感じている

・最終的な未来は滅びだと考えている

・滅ぼさないために未来を来させないようにしようと考えている

プリキュアの行動は無駄だと思っている

 

ここから考察

・すべてを今日で止めることが幸福であると考えているが、人の総意というものを全く考えていない独善的なものである

・「幸福」という言葉を自己の正当化のために使っている節がある

・自分が未来をなくすことに対する責任に全く言及しておらず、極めて無責任である

・すべての人間は自分と共感できると思っている

・マイナスをプラスにすることが考えられず、ゼロにしてしまうことが苦しみを開放する最善の方法と考えてしまっている

 

 

ちょちょいとまとめてみたけど、こんな2人が理解しあえることなんて絶対にありえないだろうね。理解し合えたらそれこそ奇跡だよ。もう完全に水と油だもん。絶対に混ざり合わないんだから。

目指すところでどちらかを完全にはねのけないとどちらも目標を達することができないわけだからね。未来しか求めるものがないから未来が欲しいはなと、未来には求めるものがないから止めてしまいたいジョージ。この決着をどうつけるかにかかってるね。

*1:分かりやすく言うと日本一のチャンネル登録者数を持つはじめしゃちょーの約30万分の1

*2:多分全長は30~40mくらいと推測