なんかいろいろ雲行きが怪しくなっています。ですが、17話です。
冒頭、いちかの母親が何かを用意しています。1話以来の登場なので半分忘れてます。ゆかり「話があるから集まってほしい」と言っています。まぁ、十中八九アレでしょう。
一方の黒樹は、自分の正体がバレるのも時間の問題だと悟っているようです。前話にあったとおり、いちかを狙って何か仕掛けるようです。
そんないちかは買い物中。クッキーの材料を買っている模様。黒樹はどこかで隙を窺っています。母親が送ってきたマドレーヌを食べてご満悦のいちかを見て、黒樹は何かを思い浮かべたようです。謎の女性が見えました。この先何かに関わってきそうな気がします。
しかし、黒樹は浮かれているいちかに対して精神攻撃を仕掛けてきます。そして、マドレーヌをモノクロにして黒い本性を顕にしていきます。そして、ついに行動に移ったのです。
途中で何が起きたのかは描写がカットされています。しかし、4人がいちかの家に辿り着いた頃には、既に行動が終わっていました。いちかは、キラキラルを抜き取られたのです。しかし、他と違うのは、気を失うのではなく、夢や希望を失った状態になったことでした。目も光を失っています。そして、黒樹の姿のままで4人の前に黒い本性を見せて現れたのです。そして、4人の前で正体を明かしたと同時に、ゆかりがジュリオであることを口にしたのです。
そして、ジュリオはいちかのキラキラルを武器化します。その姿は…
闇に染まったキャンディロッド
これがもしもプリキュアと同じようなことができるのだとしたら、相当やばいでしょう。
ここで変身なのですが、ゆかりがリーダーっぽくなってますね。
そして、今回の武器ですが、各プリキュアの技をコピーしている模様。しかも、オリジナルよりも威力が上というとんでもないものです。プリキュアのキラキラルがここまで強力になるとは。
一方のいちかは長老曰く「スイーツによって得られたものを失った状態」なのだそうな。スイーツによって夢も希望も得ていたいちかにとっては、キラキラルを抜き取られるということは、すべての感情を失い、絶望に染まることと同じです。うん、本当にここの描写だとゼツボーグ誕生しててもおかしくない状態だよね。そんないちかをなんとかするため、ペコリンが奮闘します。
一方のジュリオは4人を終始圧倒。完全にパワーで押しています。
立ち直らせるべくクッキーを作らせるペコリン。ほとんど無言かつ無表情クッキーを作っていますが、様々なものがフラッシュバックし、いつしか目に輝きが戻りました。ペコリンの手助けはあったものの、ほとんど自力で復活しました。やはり、プリキュアの主人公は鉄のメンタルを持っているものということなんでしょうか。
そして、完全復活を遂げたいちかは4人のもとへとほとんど瞬間移動のように現れたのです。キラキラルが戻るどころかさらにパワーアップしており、たった1人でジュリオを圧倒しています。そして、ホイップの技のオリジナルとコピーが激突します。オリジナルの上昇したパワーの前に、武器に亀裂が走ります。ジュリオがパワー負けしているのです。
そして最後の5人技。今回ばかりはパワーダウンしたジュリオは回避できないようです。直撃を受けたジュリオは仮面を破損してしまいます。いやにしいたけみたいな目が見えた。
ここからがまさにプリキュアです。ここでとどめを刺すような無粋な真似はせず、まずは尋問からのようです。しかし、ジュリオは素直に従おうとはせず、逃げてしまいます。これで、ジュリオは黒樹として現れることはもうできません。来る時は敵としてだけです。全く改心には至っていないのです。
しかし、その様子を見つめる怪しい女性。こいつが次の敵なのでしょう。
次回は新たな敵の登場です。その名はビブリー。予告を見る限り、かなり汚い手を使うようです。
いやはや、今回は結構ネタとかいろいろ補給できた。いつか作るであろういちかの夢の鏡シチュ作りに大いに役に立つであろうと思います。ジュリオがいちかのキラキラルを抜き取る瞬間の描写がなかったことはある意味幸いなのかもしれません。こちらの想像でどうとでもできるってことなので。
ただ、作るまでの時間が長いということは、相当練り込めるってことになります。前に作ったはるはるのシチュくらいには凝りたいものです。