へっぽこ軍曹のへっぽこ奮闘日誌

大体は絵を描いています。たまにアニメの感想やポイントサイトの情報を載せたりもしています

ハグプリ40話

11月なのになんかあんまり寒くならない。

 

冒頭、ぶっ倒れてるDr.トラウムからスタート。お父さんというよりは造物主と言ったほうが正しい*1と思うんだ。

 

 

どうやら、未来世界に飛ばした犯人はDr.トラウムだった模様。5人を試していたらしい。で、戻ってきたら真実を話すと決めていたとか。だが…

 

 

忙しい人向けにするのはやめろ

 

 

ちゃんと説明しやがれ。

で、どうやら「マザー」と呼ばれるプリキュアがいる様子。そのプリキュアの名は、キュアトゥモロー。未来世界では4人のプリキュアがクライアス社と戦っていたということ。そのうち3人は既にやられていて、残ったキュアトゥモローを消すことで完全な時間停止を成し遂げようとしていたとのこと。

その間に、キュアトゥモローはハリーに希望を与えたものの、自身は3人がやられたところで囚われの身に。しかし、今度はハリーがそれを救い出し、逃げる途中でビシンに見つかったところでマザーの力を借りた…

 

 

何の光!?

 

 

いやいやラカン・ダカランの出番じゃねーから。

謎の光とともにキュアトゥモローとハリーはその場から姿を消したという。そして、マザーの最後の力を使い過去に戻ったというわけ。ついでに、えみるが時間停止現象に遭遇した状況の詳細も明らかに。転びそうになった女の子を助けようとしたところ、時間停止現象に遭遇した模様。

そして、はぐたんがキュアトゥモローの力を使い果たした果ての姿だったこと。未来世界のプリキュアであったというのが、真実だったということです。そして、Dr.トラウムはこの事実をクライアス社が気付いたらよからぬことが起きるとも危惧しています…

 

 

早速気付かれてるけどな!

 

 

既にジョージには気付かれてました。そして、今クライアス社の在野はもう不安定なのしか残ってません。ジェロスにしてもビシンにしても*2、はぐたん…いや、キュアトゥモローだったものを殺そうとすることは想像に難くありません。ジョージは手に入れろと言っていますが、あの2人は何かきっかけがあれば即座に逆上しかねない程に不安定*3です。それが為されるとは思えません。

 

 

これが、Dr.トラウムが伝えたかったすべての真実。そして、それを伝えることでジョージを止めてもらうことを期待している。自分ではもう止められないと思っているんでしょう。しかし、そこでルールーがDr.トラウムを問い詰めます。Dr.トラウム自身も時を止めることを願っていたはず、それなのになぜこんなことを話し、ジョージを止めさせようとするのか。

Dr.トラウムは、それは人間が抱える矛盾だと言います。自身もそう願っていながらも、他人の凶行は止めてもらいたい。ダブルスタンダードを抱えて人は生きている。それが人間だとDr.トラウムは言います。しかし、アンドロイドのルールーにはそれが理解できない。ダブルスタンダードが理解できないのです。そして、ルールーは飛び出していってしまいました。

 

飛び出したルールーを探す4人。えみるはどこかでシステムエラーを起こしていないかと心配しています。どこかでフリーズしていたらいろいろと危険だ。

残ったハリーはDr.トラウムと話をしています。ルールーが自我に目覚めたことがそもそも想定外だった模様。自我を持たない人形だったとしても、自分を受け入れはしなかっただろうとも言っています。

 

で、当のルールーは…

 

 

やけ食いしていました

 

 

こういう変なところだけは人間くさいんだよな、このはらぺこアンドロイド。

見つけたのははな。どうやらルールー、Dr.トラウムと面と向かって話していられないとのこと。既にシステムエラーを起こしかけていた様子。

ルールーは悩んでいました。どうして自分に高性能の人工知能を搭載したのかを。今ある感覚は本来自分のようなアンドロイドには不要なものなのではないかと。そこではなは言うんですよ。なぜルールーに「ルールー・アムール」いう名前をつけたのかを。それは、Dr.トラウムにとって愛おしい存在だったからなのではないかと。なんかこういう話何かの歌にあったな。そうだ、「不死鳥」だよ。SEKAI NO OWARIの。製作者が最新型ロボット(女性型)と恋に落ち、永遠に死ぬことのない彼女は自分が天国に行っても地獄に行っても来ないのならば、彼女とずっと一緒にいるためにこの世で永遠を手に入れる。大体それに合致するよな。

で、なんやかんや話しているとDr.トラウムがやってくる。だが…

 

 

その魔導アーマーみたいなのはなんだ!

 

 

なんかロボットアニメに出てきそうなのに乗ってるし!

で、ルールーを作り上げたのも矛盾した気持ちからだったとDr.トラウムは語ります。ロールアウトしたばかりのルールーはとにかくむちゃくちゃだったそうな。掃除を頼めば部屋を破壊しようとするわ、パワーの制御がまるでできてなくてDr.トラウムを壁に叩きつけるわでとにかくやばかったらしい。で、教育面も相当難儀したようで、あいさつという人間独特のものを全く理解できていなかった様子。で、それに対してうまく行かないことを苛立つDr.トラウムに対して…

 

 

この野郎!ジーグブリーカー、死ねぇっ!!*4

 

 

とでも言わんばかりにベアハッグかましたり。

どうやら自分の娘をアンドロイドとして再生させようとしていたように見える。あれ?このパターンどこかで見たことあるな…

 

 

そうか、鉄腕アトムか!

 

 

あれはもともとは事故死した息子・飛雄をロボットとして再生させようとして天馬博士が作ったものだったな。それが全然違っていたから捨てて、お茶の水博士によって正義のロボットに生まれ変わったんだった。ルールーも経緯こそ違うし改造もされてはいないけど、正義のロボットに生まれ変わっているんだ。

 

で、元ネタと思わしきものよろしくルールーは全然違うものになってしまったから、それまでのデータをすべて削除してルールーから離れた。それがどういうわけか自我を持ってプリキュアにまでなってしまった。

で、ルールーは言うわけですよ。「自分が失敗作だったから捨てたのですか?」と。しかし、Dr.トラウムは失敗していたのは自分だ。自分はその失敗から逃げたんだ、と。そして、そこでDr.トラウムは理解したんです。自分のやり方ではルールーを自我に目覚めさせることはできなかったと。ルールーを「モノ」と見ていた時点で。4人はルールーを「ヒト」として見ていて、ヒトとして接していたからこそルールーを自我に目覚めさせることができたんだと。で、そこにえみるが…

 

 

私の歌を聴けぇ!

 

 

と言わんばかりに突撃してきましたが、もう言葉で理解した後でしたとさ。まぁルールーの自我への目覚めのきっかけのほとんどがえみるなんだよね。で、やっぱり歌で理解させるというマクロス的な展開になるわけですよ。

で、すべてのわだかまりが解けたDr.トラウムのルールーを見る目は、製作者のそれではなく、成長を見届けた父親のような目だった。これで、Dr.トラウムはルールーと完全に和解したわけです。

で、そんな中で猛オシマイダーの襲撃。5人は変身して応戦します。

 

今回の猛オシマイダーは素体は不明ですが、香水瓶のようなデザインです。とはいっても香水を振り撒いては来ず、ポンプの部分で攻撃してきます。しまいにはポンプ6つですよ。さながらテンタクラーロッドみたいです。これがファンネルみたいなものだったら指揮している中の人的に完璧*5だったんだけどね。

で、ついに香水を使用。どうやらこの香水を浴びると身体が麻痺するものらしい。麻痺して動けないアムールに猛オシマイダーの攻撃が迫る。他の4人も麻痺して動けない。この絶体絶命のピンチに現れたのがDr.トラウム。アムールを庇って攻撃を食い止めています。ジェロスはこれに苛立って「何をクレイジーなことを!」と言っていますが、Dr.トラウムは「娘を守って何が悪い!」と反論。その間に麻痺が解けたアムールによって吹っ飛ばされる猛オシマイダー。他の4人の麻痺も解けたようで、超必殺技で退職。

 

帰ろうとするDr.トラウムを引き止めるルールー。一緒にご飯を食べる約束をしました。でも最後まで残念なのがDr.トラウム。その後の残念だおふざけで微妙に距離を取られてしまいましたとさ。

で、言ってしまえば未来人であるはぐたんを未来に帰すということは、未来で作られたアンドロイドであるルールーも帰すことになる。そのことに気付いてえみるが号泣したのがオチ。そういえばそうだもんな。

 

次回、えみる壊れる。予告でウニョラー化してた。

*1:いや、だってルールーはアンドロイドだし

*2:リストル?あれも不安定だよ。こういう行動にはもう移せないと思うだけで

*3:ビシンに至っては毎回何らかの要因で逆上してる分ジェロスよりも危険

*4:まぁこれやる人はサイボーグだけどね

*5:マリーダ・クルス