へっぽこ軍曹のへっぽこ奮闘日誌

大体は絵を描いています。たまにアニメの感想やポイントサイトの情報を載せたりもしています

50話(最終話)

とうとうGOプリも最終話になりました。長いようでそうでもなかったような気がします。

 

冒頭、ディスピアを倒したところからですね。グランプリンセスの力でディスピアを倒し、すべてに決着をつけた4人。

…などと思っていたら大間違いでした。なんと、まだクローズが残っていたのです。ディスピアに同化したと思っていたのですが、またしても復活していました。外見もやたらに髪が伸びています。最初から最後までクローズは敵であり続けたのです。真のラスボスは、クローズということになりました。

 

クローズ最終形態ともいえるこのクローズ、ブラックプリンセスそっくりの髪型に、胸に鍵穴のようなものがついています。クローズ、ディスピア、ブラックプリンセスをかけ合わせたような外見です。クローズ本人が持っている技も使えるようです。広範囲に高密度の羽を飛ばしてきます。しかし、フローラはここで対話の道を選び、単身クローズに向かっていきました。まぁ、これの前の主人公のような対話方法*1は取らないだろうとは思いますが。

 

フローラとクローズとの最終決戦。ここの戦闘シーンがとにかくバリバリ動く。最終決戦にふさわしい凄まじい動きです。クローズの放つホーミングレーザーが容赦なくフローラに降り注ぎます。

 

「夢がある限り、絶望は消えない」

 

そうクローズは言ったのです。光あるところに闇はある。そんな感じの台詞でしょう。絶望の意味…フローラ、いや…はるかはそれを考えていました。

自分の夢を否定されたり、自分の夢に立ちはだかったりするものが絶望…それを乗り越えた先にあるのが夢…絶望があるから夢は生まれ、そして育つ。

絶望は夢を蝕む。しかし、絶望を打ち払うものこそが夢…

 

「楽しいこと、苦しいこと、全部ひっくるめて夢ってことなのかな?」

 

それが、はるかの出した答えでした。絶望と夢は表裏一体。絶望を乗り越えなければ、本当の夢は掴めない。苦労して手にした夢が、本当の夢なんだと。もうこれは真理ですね。大きな夢には、それ相応の代償がつく。大きなことをしようとすればするほど、それの前に立ちはだかるものも大きくなる。

 

激闘の末、はるかとクローズは分かり合うことができたようです。まぁ、これ結局は肉体言語になってますね。そしてクローズは「今は消えてやる」と言い残し、去っていきました。そして、最後の最後の台詞が…

 

 

あばよ*2

 

 

でした。

そして、封じられていた夢は全て解放され、人は夢を取り戻しました。そう、これで…すべて終わったのです。

 

そして舞台はホープキングダムへ。ホープキングダムの民もすべて絶望から救われました。カナタもこれを見て、涙していました。王様からの感謝の言葉を受ける3人*3。そこにいるゆいの場違い感が。まぁ、でもゆいもここまでの戦いに貢献してきましたからね。プリキュアでもなんでもない人間としては、破格の貢献です。キーに変化が訪れます。役目を終え、眠りにつこうとしているのです。そうなれば、人間界とホープキングダムは行き来ができなくなる。つまり、トワ達との別れなのです。このあたりはドラクエ6っぽい*4ですね。

実のところ、きららとも別れるんですよね。春には旅立つって約束でしたから。

 

そして大団円。非常にきれいな終わり方だったと思います。

 

ここからは後日談になりますね。なんかキミマロが戻ってきています*5が。今までゼツボーグの素体にされていた名前の用意されていたゲストキャラが総登場*6です。

で、シャットは忘れられていなかったようです。ちゃんとセリフももらえましたし。ロックはなぜかマフラーになっています。シャットとロックも救われたようで安心です。

それからはメインキャラの後日談*7ですね。そして、パフとアロマは自在に人間形態になれるようになっていたようです。最後にははるかとカナタ。永遠の別れではないと言い、カナタは去っていきました。涙ぐむはるかでしたが、その涙をふき、夢へと歩き出した*8のです。

 

…と、ED後にまだありました。どうやらここまでは、絵本で書かれている話だったようです。そして、その絵本のタイトルは「プリンセスと夢の鍵」。そして、表紙には…

 

 

ななせゆい 作

 

 

と書かれていたのです。あれから何年後なのかは分かりませんが、ゆいも夢を叶えたようです。最後の最後で持っていくとは思いませんでしたね。そして、4人が大人になった姿を映し、本当の終わりを迎えました。

 

いやぁ~、この1年ずっと真面目に視聴してきましたが、ここまで真剣にバトルヒロインもののアニメを観るのは20年ぶりくらいでしょうか。リアルタイムでセーラームーンウエディングピーチなどを観てきた世代*9ですから、あのバトルヒロインものがまだここまで確立していなかった頃と比べると随分と変わりましたね。GOプリ以前のプリキュアシリーズは観ていてもここまで真剣ではなかったですからね。こんなことを言ったらファンから怒られそうではあります

が。

そして、この1年GOプリ関連で結構絵も描いてきました。私自身も、GOプリから結構いろいろなものをもらった気がします。本当にいいプリキュアシリーズだったと思います。

 

来週からは魔法つかいプリキュアとなります。今度は魔法使いの物語になりそうです。これは1話を観て判断したいと思います。

*1:肉体言語

*2:柳沢慎吾ではない

*3:トワを外したのは、ホープキングダムの人間だからです

*4:最終的に夢の世界と現実の世界とは行き来できなくなるという結末で、夢の世界でしか生きられないバーバラとは別れることになる

*5:なお、セリフはない模様

*6:ただし、れいこは例外

*7:ゆいもメインキャラですよ?実質5人目と言っていいものでしたし

*8:勢い的に駆け抜けていきそうですが

*9:大まかな年齢ばれちゃうけど、まぁ…いいか